こんにちは、KIYOです。
今回は、ビジネスチャンスの見つけ方ということで、LIMグループの代表である竹花氏が、なぜ27歳で80億の資産を作る事ができたのか、どうやってダイアモンドの原石を見つけ出したのか、30万円が300万円になる仕組みをどう築いていったのか、これらをフィリピン駐在員時代の話を交えながら解説していきたいと思います。
目次
ビジネスチャンスは石ころ以上に転がっている
日常には様々な「不」が存在しています。例えば、、
・不満 ・不安 ・不経済的 ・不平等 ・不利益
実は人々は、これらの「不」に対してできた商品やサービスにお金を出しています。
例えば、スーパーから両手に手荷物いっぱいで、子供抱っこしていてるお母さんがいます。これは、見るからに「不」がありますよね。これから生まれたサービスが、コープ東京だったりお届サービスだったりします。
フィリピンでのお話〜ビジネスの始め方〜
フィリピンの空港からのホテルまでの道のりでは、広告看板が両端の至るところにあったそうです。ここで、広告に関する「不」を感じました。
そして、病院視察にいった際にも、待ち時間に「不」を感じました。
ここで、一旦まとめると
surface fact(表面上の事実)
- 広告看板が多い
- 待ち時間が長い
- 病院がきれい
- 高級車の乗り付け
上記のようなことが挙げられます。
しかし、隠れている「不」を考えてみます。
reverse fact (裏側に隠れた事実)
- 無駄な広告費だな(不経済的)
- 待ち時間イライラするな(不満)
- 貧乏人多いになぁ(不平等的)
これらを合算して考慮すると、「病院内に広告看板を出したほうがいいんじゃないかな」というアイデアが出てきますよね。
クライアントに対して解決できる3つの事
効果の効率化
コスト削減
ブランディングアップ
効果の効率化
病院の中に広告を置くことで、自分の必要なターゲットにのみリーチできます。
- マス広告・広告
→マスリーチ→多くの人の目に触れるけど興味を持ってくれる人少ない、そしてお金がかかる - MEDICAL ADS(竹花氏考案)
→ダイレクトリーチ→少ないお金で金持ちにリーチできる
また、タイムボリューム(VIEW TIME)を稼ぐことができるため、教育広告としても有効になります。病院での待ち時間って、暇だから普段見ない雑誌とかも見ちゃいますよね。対してマス広告は、車で5秒でサヨナラなので、全く見た人の頭に残りません。
コスト削減
マス広告と病院広告で、どれぐらいのコストがかかるのか計算してみます。
上図のように、リーチ獲得数を計算し絞っていきます。病院広告は、同じ数のターゲットに対して、マス広告の半額以下のコストで広告を打つ事が出来ます。
ブランディングアップ(Dr.商法)
病院に置くことで、広告看板よりもブランディングアップを見込めます。Dr.のイメージやインプレッションを使うことで、良い商品ブランディングをつけることが出来ます。Dr. Ci:LaboとかDr.Pepperとかはいい例ですよね。
この事業を成功するための戦略は?
このサービスは、病院のスペースを広告主に売るという、仲介業のようなビジネスであり、どのように成功させるための戦略をとったかというと、
- 無在庫商法
病院に対し、「クライアントが決まったらスペース売って!」 - 独占契約
広告主に対し、売り方はエクスクルーシブ(独占契約)で年間契約。
「あなた買わないなら他に売るよ!」 - 競合排他
病院に対し、「弊社以外にスペースは貸さないで!」
これらの戦略を取ることで、マニラ内の4000〜5000のクリニックと契約できたそうです。
ビジネスを見つける際のポイント
ポイントは3つあります。
- 新しいものをさがすな
新しい人はアイデアを探すな
情報と情報のつなぎ合わせ
とにかく情報に触れること
新しいビジネスというより進化させるイメージ - ターゲット層を絞るな
顧客ターゲット✗
ニッチ戦略とターゲットを絞るは違う
自分の掛けられるコストの最大のマスを、さらに絞る必要はない
- シード(種)はどこにでもある
日常にありふれる「不」を見つける
リバースファクトを考えるようにすると見えてくる
まとめ
今回は、フィリピンでの病院広告の例を挙げて、ビジネスの見つけ方を学びました。世の中に隠れている「不」を見つけ、どのようなアイデアの掛け合わせをしたら、その「不」が解消されるのか、という考えを常に持って、日常からアイデア・思考を思い巡らせることが重要だと感じました。
次は、資産を増やす仕組み作りについてです。では!
コメント